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  • カステラハウス

    大学周辺の街と学生は密接な関係を持っています。 学生のいる街、学生街には飲食店や一人暮らし用のアパートがあリ、学生が地域と共に生活しています。しかし年々学生街は衰えを見せ、空き家が増加しています。空き家部とは、大学周辺で役目を失った空き家について、学生が対策を考えるためのグループです。この度、大阪市立大学のそばにある空き家を、学生が住む為のシェアハウスにリノベーションしました。限られた工事費の中で、学生が自ら実測や図面作成、設計・施工をしました。最も工夫したのは、共有スペースと個室の関係です。明るくコンパクトな個室を3つ確保し、それ以外のスペースは共有スペースにしました。 カステラハウスという名前は、そばにあるカステラ工場から漂う、甘い香りから名付けられたものです。学生が住むカステラハウスは、住まい手である学生が入れ替わることで長期にわたって住み継がれ、地域とのつながりを強くしていきます。

    設計:大阪市立大学「空き家部」+白須寛規+山口陽登/事業者:株式会社 エスエイチケーズ/所在地:大阪市住吉区/用途:シェアハウス(リノベーション)/構造:木造/規模:地上2階建て/敷地面積:54.83m2/建築面積:34.92m2/延床面積:65.90m2/竣工:2015年/photo by KOUHEI KIMURA (01-02,05-10)